10代20代の若年層で薄毛の悩みを持つ、いわゆる「若ハゲ」の方が年々増加傾向にあります。
そのほとんどが AGA(男性型脱毛症)による脱毛症で、もともとAGAの遺伝子を持っていたことが主な原因ですが、現代人が抱えるストレスの多い環境や、バランスの悪い食生活の影響が引き金となり、若いうちにAGAの進行が加速するといったケースが増えていると考えられています。
そもそも、何歳から何歳までが若ハゲかというボーダーラインは存在しませんが、AGAを発症する方のうち約30%の方が30歳までに発症しているというデータも存在します。
今回は若ハゲになりやすい人の条件や初期症状、早期治療の重要性について解説します。
若ハゲになりやすい人の条件は以下の通りです。
父親がハゲていないからという安心は禁物です。AGA発症は男性ホルモンを受容するタンパク質の感受性の良し悪しに左右されます。この遺伝的要素はX染色体、すなわち女性側に存在するため母親からの遺伝が大きく影響するのです。母方の祖父や母方の叔父や従兄弟に薄毛の人がいる場合は「薄毛になりやすい人」の条件に当てはまります。
同年代の他者と比較して、毛髪のボリュームが少ない、または細くてハリがないと感じる方は、AGAを発症する可能性が十分に考えられます。
AGAの発症・進行には精神的な要因も大きく影響します。日常的な過度のストレスは自律神経を乱し、交感神経を優位にさせ血行不良の引き金となります。必要な栄養が頭皮に届かないことで健康な毛髪が育たなくなってしまうのです。
同じく過度な飲酒や喫煙も血行不良を引き起こします。特にタバコは血管収縮を起こすため薄毛誘発の大きな要因となります。
コンビニ食や外食が多い方は要注意です。栄養バランスが悪い食事は血流を悪くし、高カロリーで高脂質な食事は通常よりも皮脂を多く分泌してしまい、毛穴を詰まらせ頭皮環境を悪化させます。
男性の若ハゲの進行パターンは大きく3つに分かれます。
1 額の左右の生え際から薄毛が進行する(M字ハゲ)パターン
2 額の中央の生え際から薄毛が進行する(U字ハゲ)パターン
3 頭頂部から薄毛が進行する(O字ハゲ)パターン
発症初期の症状としては、
1 髪の毛全体のボリュームがなくなる
2 抜け毛の増加
3 細い毛・短い毛の増加
などがあげられます。
少しでも若ハゲの兆候のある方は、できるだけ早く対策を始めることが重要です。なぜなら、若い方の薄毛の進行スピードは中年で発症した方に比べて早い傾向にあるからです。
早期にAGA治療を開始することで、症状を改善し進行を抑えることは十分に可能です。
ご自身が若ハゲかどうか不安を抱えている方はぜひ当院の専門医の頭皮チェックをおすすめします。
頭皮の硬さ、毛穴の汚れ度合い、頭皮の乾燥や炎症の有無など、詳細にチェックし正しい診断を得ることは、適切な治療計画及び予防計画を立てる上でとても重要です。
当院ではAGA・薄毛・抜け毛・髪のトータルケアを行っています。
初回診察・カウンセリングは無料で行っておりますので、薄毛治療に関する不安やお悩みなどお気軽にご相談ください。
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記事監修:横浜中央クリニック