
「なんだか分け目が広くなった気がする」
「髪にハリやボリュームがなくなってきた」
鏡をのぞきこみ、
そんな小さな変化に気づいたとき、多くの方が、まずは年齢や遺伝のせいかと考えるでしょう。
しかし、薄毛の原因のひとつに“睡眠不足”があることをご存じでしょうか。
髪の毛は、夜に育つと言われています。
眠っているあいだ、体の中では細胞の修復や新陳代謝が活発に行われ、髪や頭皮の再生もその時間帯に進みます。
つまり、睡眠は「髪を育てる重要な時間」なのです。
今回は、睡眠不足が薄毛を引き起こすメカニズムと、今日から始められる“髪を守る快眠習慣”について解説します。
髪の毛は、毛根の奥にある「毛母細胞」が分裂を繰り返すことで伸びていきます。
この細胞の働きを活発にするのが、睡眠中に分泌される成長ホルモンです。

成長ホルモンの分泌が最も盛んなのは、入眠後3時間以内に訪れる「深いノンレム睡眠」の時間帯。
この時間にしっかり眠れていないと、髪の再生・修復のサイクルが乱れ、髪が細くなる・抜け毛が増える・新しい毛が生えにくくなる
といった変化が起こりやすくなります。
睡眠が足りないと、自律神経のバランスが乱れ、「交感神経(興奮モード)」が優位に働き続けます。
交感神経が活発な状態では血管が収縮し、頭皮への血流が悪化。
毛根へ十分な酸素と栄養が届かなくなり、髪が育ちにくくなってしまうのです。
特にデスクワークやスマホ使用時間が長い人は、肩や首まわりの筋肉が凝りやすく、血行不良がさらに進行。これが薄毛リスクを高める要因にもなります。
睡眠が乱れると、単にホルモンや血流に影響するだけではありません。
じつは、そこから生活全体のバランス崩壊が始まり、以下のような薄毛のリスクを高めることになります。
睡眠不足はストレスホルモン「コルチゾール」を増やし、心身に負担をかけます。
このホルモンが過剰に分泌されると、毛母細胞の活動を抑制し、髪の成長期を短くしてしまいます。
睡眠不足のとき、私たちの脳は「食欲を増進させるホルモン(グレリン)」を多く分泌します。
結果として、高脂肪・高糖質な食事を欲しやすくなり、頭皮の皮脂過剰や血行不良につながります。
眠りが浅いと、細胞の修復が追いつかず、頭皮のターンオーバーが乱れます。
乾燥・炎症・フケなどのトラブルが起こりやすくなり、毛穴詰まりや抜け毛の原因になることも。

「睡眠が大事」とわかっていても、すぐに生活を変えるのは難しいもの。
そこで、忙しい方でも取り入れやすい快眠習慣を紹介します。
就寝1時間前には照明を落とし、スマホ・PCのブルーライトを避ける。
気温20〜26℃・湿度50〜60%が理想。季節に応じて快適になるよう調整を。
枕やマットレスは「寝返りがしやすい・体圧分散ができる」タイプを選びましょう。
就寝1〜2時間前に38〜40℃のぬるめの湯に浸かる。
夕方以降は控える。
軽く体を動かすことで副交感神経が優位に。
体内時計がリセットされ、夜の眠気を促します。
休日の寝だめは避けてリズムをキープ。
日中の適度な活動が深い眠りを導きます。
睡眠を整えると同時に、頭皮のコンディションを保つセルフケアを今一度見直すことも大切です。

「睡眠が大事」とわかっていても、すぐに生活を変えるのは難しいもの。
そこで、忙しい方でも取り入れやすい快眠習慣を紹介します。
✔ シャンプーはアミノ酸系など低刺激タイプを選び乾燥を防ぎます。
✔ 指の腹でやさしくマッサージ洗浄
✔ すすぎ残しがないよう、しっかりと流します。
✔ 入浴後はドライヤーでしっかり乾かして雑菌の繁殖を抑えます。
また、育毛剤や頭皮美容液を取り入れると、血行促進や保湿効果により睡眠中の修復をサポートします。
睡眠+外側のケア、この両輪がそろってこそ「髪を育てる環境」が完成するのです。
睡眠を意識しても抜け毛が増える場合、ホルモンや遺伝、頭皮疾患など医学的な要因が関係している可能性があります。
そうしたケースでは、自己判断せずにAGA専門クリニックへの相談が早期改善への近道です。
当院では、男性のAGA・薄毛治療を総合的にサポートしています。
薄毛や抜け毛が気になる方は、まずは無料カウンセリングで、ご自身の頭皮の状態を確認してみてください。

初回診察・カウンセリングは無料で行っておりますので、薄毛治療に関する不安やお悩みなどお気軽にご相談ください。
この記事の監修:横浜中央クリニック

