暑さ厳しい夏。知らず知らずのうちに体がダメージを受けるように、頭皮にも夏のダメージは蓄積され危険な状態になっている可能性があります。
夏は海や川、バーベキューなどの楽しい野外イベントが目白押し!
コロナ禍で我慢していた分、今年こそは夏を満喫したいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
しかし、真夏の太陽の下での野外イベントには紫外線ダメージが付きものです。
野外イベントのみならず、毎日の通勤や外回りなどで日常的に浴びる紫外線からも頭皮は日々ダメージを受けています。
一般的に女性と比べると男性は紫外線対策に無頓着な方が多いようです。
しかし、たかが紫外線と油断して対策を怠れば、薄毛や抜け毛を引き起こす原因になるかもしれません。
今回は夏に避けたい3つの頭皮ダメージ「紫外線」「汗」「皮脂」について解説します。
ここ数年で日傘を利用する男性の数は増加傾向にありますが、女性の利用率と比べるとまだまだです。
帽子も私服時にはかぶれますが、スーツでの通勤スタイルにかぶることは難しでしょう。
一番太陽の光をダイレクトに浴びているのは頭皮であるにも関わらず、頭皮の紫外線対策ができている男性は極々わずかだと言えます。
紫外線の中でも特にUV-A波が与えるダメージは大きく、真皮まで達し頭皮環境を悪化させます。
炎症・乾燥・フケ・かゆみ・皮脂の過剰分泌など、様々な頭皮トラブルの引き金になるだけでなく、毛母細胞や毛包幹細胞に損傷を与え、抜け毛や薄毛の直接的な原因にもなり得ますので注意が必要です。
手軽にできる対策は帽子をかぶることですが、それができない場合は日傘を利用するのが良いでしょう。
最近では男性用の日傘も増えてきています。また最近ではUV効果のあるヘアケア用品も売られていますので、うまく活用してみましょう。
夏場の汗はそのまま放置する時間が長くなると頭皮環境の悪化につながります。
さらには汗と皮脂が混ざり合って毛穴のつまりを引き起こすと、健康な毛髪が育ちにくい状況となり危険です。
外出先では、汗をこまめにタオルなどで拭き取ったり、市販のウェットシートなどで一時的に頭の汗を拭き取りスッキリとさせることも有効です。
帰宅後はなるべく早めに洗髪し、頭皮の汗や汚れを落としましょう。
健康な頭皮環境を保つためには汗と皮脂汚れをしっかり洗い落とすことも重要です。
洗っているつもりでも、頭皮に皮脂汚れが残留し、毛穴のつまりの原因になることがあります。
シャンプーはポイントを押さえ、効果的な方法で行いましょう。
・髪が乾いている状態で一度ブラッシングをします。この一手間で頭皮の皮脂汚れを浮き上がらせる効果があります。
・シャンプーの原液は地肌に付くと頭皮乾燥の原因となるので、手のひらでよく泡立ててから付けましょう。
・頭皮に爪を立てず、指の腹でやさしくマッサージするように洗います。
・使うお湯の温度はぬるいぐらいの36度前後で頭皮の乾燥を防ぎます。シャンプーもリンスもすすぎ残しがないように洗い流します。
・洗髪後は時間をおかずに、タオルドライ後すぐにドライヤーでしっかり乾かします。(自然乾燥は雑菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。)
いかがでしたか。健やかな頭皮のために行っていただきたい、夏の3つのダメージ対策についてお話しました。
正しい対策やケアをプラスすることで、暑さの厳しい夏でも健康な頭皮と髪を維持することはできます。ぜひ毎日の暮らしの中に取り入れてみてください。
当院ではAGA・薄毛・抜け毛・髪のトータルケアを行っています。
初回診察・カウンセリングは無料で行っておりますので、薄毛治療に関する不安やお悩みなどお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちらから→
記事監修:横浜中央クリニック