薄毛・抜け毛の症状が出たとき、どこの病院の何科を受診したらよいのか分からずに、やみくもにネット検索をしてここに辿りついた方もいるのではないでしょうか。
そもそも自分の薄毛の症状は病気なのか否かを自己判断で決めてしまうことはとても危険なことです。自己判断で自己流の対策をすることで、症状を悪化させるケースもありますので、いずれにせよ病院を受診し医師の診断を受けましょう。
今回は、薄毛・抜け毛の治療は皮膚科と専門クリニックではどのように違うのか、またご自身の症状がAGAかどうかの見分け方ついて、わかりやすく解説したいと思います。
実は薄毛・抜け毛は様々な種類が存在します。症状や原因もそれぞれ異なり、それによって治療法も受診すべき診療科も違ってくるのです。それぞれの薄毛・抜け毛には症状やきっかけとなった原因に特徴がありますので、しっかりと見極める必要があります。
一般的に大きく分けると、
・AGA(男性型脱毛症)による薄毛・抜け毛であれば専門のクリニックへ
・AGA以外の原因による疾患であればまずは皮膚科か内科へ
というのが正しい受診先と言えるでしょう。
まずは症状からAGAであるか否かを見分けることが重要です。
AGAは日本の成人男性の3人に1人が発症する脱毛症で男性型脱毛症と言われています。 AGAは主に遺伝が原因とされている脱毛症で病気ではありません。
症状の特徴として、生え際から薄くなる「M字ハゲ」、そして頭頂部から薄くなる「O字ハゲ」の2つの薄毛進行パターンがあり、どちらか一方あるいは両方のミックスである場合は高確率で AGAであると言えるでしょう。
AGAは年齢を問わず発症する脱毛症で、発症年齢が若いほど進行のスピードも速い傾向にあります。
AGA治療は早期発見と早期治療開始が大変重要ですので、専門クリニックでの早めの診断が肝要です。
下記のセルフチェックシートも参考になさってください。
☑ 額の生え際から徐々に後退して薄毛が進行している
☑ 頭頂部から薄くなり皮膚が見えてきた
☑ 抜けた毛髪が細くて短い
☑ 髪全体のボリュームがダウンしてきた
薄毛・抜け毛の原因がAGA以外であれば、なんらかの疾患による脱毛症の可能性が考えられるので、皮膚科もしくは内科の受診が必要です。AGA以外の脱毛症は主に次の3つが考えられますが、すべて保険が適用となる疾患です。医師の診断と適切な治療を受けましょう。
局所的に様々な大きさの円形状の脱毛が起きる症状です。大きさが十円玉ほどになる場合が多いことから十円ハゲなどと呼ばれることもあります。免疫機能の異常やホルモンバランスの変化、ストレス、アトピーなどが原因と考えられています。
バセドウ病や甲状腺機能低下症などの疾患が原因で起こる脱毛症です。毛髪全体のボリュームが減り、頭髪以外の体毛にも脱毛症状が見られるのが特徴です。
頭皮の皮膚の炎症が原因の脱毛症です。フケやかゆみ、赤みを伴うことが多いのが特徴です。
AGAは病気ではありませんので、皮膚科でも専門クリニックでも保険は適用されません。そのため治療にかかる費用は原則全て自己負担となります。
AGA治療は一部の皮膚科でも受けることはできますが、確かな効果を実感したいのであれば、圧倒的に症例数が多いAGA専門クリニックでの治療をおすすめします。
AGA専門クリニックには、様々な年齢や症状の患者様を治療してきた症例と実績があり、そこから導き出された効率的な治療ノウハウがあるからです。
また経験豊富な医師によって、患者様お一人お一人に適した治療計画を細やかにご提案できることがAGA専門クリニックの最大の強みと言えます。
当院ではAGA・薄毛・抜け毛・髪のトータルケアを行っています。
初回診察・カウンセリングは無料で行っておりますので、薄毛治療に関する不安やお悩みなどお気軽にご相談ください。
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記事監修:横浜中央クリニック